千里がボーに魔法の力をもらい、「まじかるちーぼー」に変身して魔法(の歌)でバグを潰していくうちに、ネット界で都市伝説的に「まちかるちーぼー」の噂が広がって、いつしか「噂の電脳アイドル」になっていた。

晃くんが「まじかるちーぼー」のことをちょっと気になるらしいということ知った啓くん。そんな矢先に変身した「千波(まじかるちーぼー)」にばったり会ってしまう。
「千波」は啓くんに、自分は「千里」の友達だ、と苦しい言い訳をする。
晃くんの気になっている「千波」と知り合いになることは、何か有利になるのでは…と考えた啓くんは、「まじかるちーぼー」の公式ファンサイトを立ち上げる許可を欲しいと言い出す。更に千里に情報提供協力をして欲しいと持ちかける。
「電脳アイドル」として存在を公開した方が活動しやすいのでは…と考えたボーは、啓くんに公式ファンサイトの許可を出すように千里に助言する。かくして「電子のアイドル☆まじかるちーぼー」の誕生となる。

電脳アイドルとしてデビュー(?)したことにより「噂の電脳アイドル」から「幻のネットアイドル」になった「まじかるちーぼー」。
(何故「幻」なのか、は、オフラインでアイドル活動をしていないから、だそうな)。
多分、全てのバグをつぶして魔法を返す(ネットアイドルを引退する)時には「伝説のネットアイドル」に変化するんだと思われます(笑)

ボーはパートナーであり、「策士」的な立場である。
啓くんはボーに上手く「使われて」、いつしかサポーター的な役割に。(勿論、啓くん本人はその自覚なく、逆に「まじかるちーぼー」との接点を有効に使えないかと画策している)

しかし、後に「千波(まじかるちーぼー)」が「千里」であることを知ってしまう。
そして千里が、晃くんが「千波」を気に入っていることに気付いていることも。そのことで内心傷ついてる千里を思って、啓くんは本気でサポートしていこうと決意する。

後半は千里とボーと啓くんの3人が「まじかるちーぼー・プロジェクト」をこなして行くような展開に。

しかし、バグ潰しが順調に進んで、もう残りわずか、となってきた頃。
その頃には「電脳アイドル」としてのネット上の露出も増えて、認知度も上がっているため、ファンも増えてくる。
千里は明朗活発で皆に愛される「まじかるちーぼー(千波)」と本来の自分とを比較して、コンプレックスに苛まれる。その根底にあるのは、「晃ちゃんが好きなのは自分ではなくて変身した自分(千波)」という絶望感。
その結果、自分が「千波」になりたいのか「千里」でいたいのかが解らなくなり、ついには変身が解けなくなってしまう。

最終的には啓くんの助けもあり、そのコンプレックスを乗り越え(自分を受け入れ)、「千里」に戻る事が出来る。
そして、最後のバグを潰し、ボーに魔法を「回収」されて、元の「普通の小学生」に戻る。


…とまぁ、大まかにそんなあらすじが浮かんだんですけど、
もっと面白い話をどなたか書いて下さい(相変わらず他力本願)